監督の栗山英樹は、斎藤をどうしようと考えているのだろう。今季はオープン戦で好調だったこともあり、開幕2戦目のオリックス戦に起用。しかしその後は、
ローテーションの兼ね合いで、中10日も空いた。初登板のオリックス戦、栗山は「いいボールはたくさんあった」と認めていたように斎藤の調子自体はよかっ
た。
今年のキャンプ終盤でのことだ。その日、ブルペンで投げる斎藤のボールが明らかに違った。
「今日はきてましたね。いやー、投げても投げてもぜんぜん疲れないっす。今日、コツをつかんだ気がする」
そこから真っ直ぐの切れが変わった。オープン戦でも好調を維持。ある意味、高校3年夏の斎藤をようやく超えたとさえ思った。
今シーズン最初の登板を見たときも、その思いを強くした。あんなに余裕を持ち、自在に投げている斎藤を見たのは、高校生のとき以来だった。
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